風邪と活性酸素の関係

活性酸素は体にとって悪いものと思われがちですが、私たちが風邪をひいてしまった場合には、白血球がこの活性酸素を用いて風邪のウイルスを攻撃してくれています。ですから、悪いことばかりではありません。しかし、それは正常な状態の話。何かの要因によって活性酸素が過剰に増えすぎると活性酸素が白血球を傷つけ、かえって風邪のウイルスに負けやすくなるのです。

 

ですから、風邪の前に活性酸素に負けないよう、しっかり免疫力をつけ、そして活性酸素を取り除く抗酸化力をつけることが大切です。

 

また、実は風邪をひくと活性酸素が増えてしまいます。多くの病気は体のあちこちに負担をかけていますが、負担のかかった部位ではほぼ例外なく活性酸素が多く発生するようになるのです。それで、病気の後は急に老け込んでしまったり、アレルギーなども生じやすくなるのです。単に病気で体力が低下したからと思ってしまいがちですが、活性酸素の害があることも忘れてはいけません。

 

活性酸素の除去のためには、抗酸化作用を含む食品を食べる必要があります。とは言っても、特別な食品が必要ということは無く、普通に市販されている野菜や果物をしっかり食べることで抗酸化力をつけることができます。動物性食品には抗酸化成分は少なく、植物性食品に多いので、バランスよく摂取しましょう。

 

特に、風邪を予防するという観点からは、体の免疫力を高めてくれ、かつ抗酸化作用も高い緑黄色野菜を食べるのが良いでしょう。ニンジンやカボチャのβカロテンや、トマトのリコピンなどは高い抗酸化力で体を丈夫で健康な状態に保ってくれるでしょう。