老化は細胞のサビ

老化の原因は様々ですが、基本的には体の細胞が衰え、その機能が低下した状態を言います。老化に伴って生じる様々な体の変化は、細胞レベルで機能の低下が起こっているのです。その細胞レベルの変化を引き起こしている要因が活性酸素で、金属が酸化して性質が変わるように、人間の細胞も酸化すると性質が変わり、機能が失われてしまうわけです。老化を体のサビと同じように表現するのは、このためです。

 

細胞や組織の老化は、人間が酸素を取り込んで生きる以上は避けられません。しかし、その老化の速度は個人差があり、それは個人の生活習慣や、体の中の抗酸化力によって違いが出ています。老化を少しでも遅らせることや、細胞の機能の損失を軽減するのがアンチエイジングと呼ばれるものですが、抗酸化成分を積極的に摂取することが大切です。

 

アンチエイジング効果の期待できる抗酸化成分には、ブルーベリーなどのアントシアニンや、ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10、黒ゴマのセサミン、ワインなどに含まれるポリフェノールなど様々なものがあります。野菜や果物などの皮の部分には抗酸化力の高い成分が含まれていることが多いので、皮も食べられる食品は積極的に食べたほうが良いでしょう。リンゴなどはその代表ですね。

 

また、活性酸素は紫外線やストレス、飲酒・喫煙、食品添加物などからも増加しますから、こうした習慣を避けることも大切です。体にどんなに抗酸化成分を取り込んでも、一度酸化を起こした細胞が完全に回復することはほとんどありませんから、できるだけ活性酸素の発生を抑えるようにしましょう。